アイシングループの優先課題(マテリアリティ)

アイシンは安全・安心、快適なモビリティを創造し、お客様の期待を超える新しい価値を生み出します。誰もが安心して暮らせる社会のために、モビリティの電動化やエネルギーを有効活用したクリーンパワーを通じて、より良い環境づくりに貢献します。このような価値観は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」と親和性が高く、事業活動を通じてその達成に貢献できると考え、グループとして注力する7つの優先課題(マテリアリティ)を選定し、取り組んでいます。
このような取り組みを通じて、より大きく進化した価値を社会に提供し、事業を通じてSDGsの達成に貢献したいと考えています。

優先課題(マテリアリティ)の選定

step1課題の特定 ・SDGsの17の目標/169のターゲットを軸に、事業およびサプライチェーンと関連性がある項目を抽出
step2優先順位付け ・ステークホルダーの期待・要望、アイシングループにとっての重要性から優先順位付けを行いマテリアリティマトリクスを作成
step3妥当性の確認 ・グループ経営陣、関係役員での議論
・社外有識者および社外取締役、社外監査役と意見交換
step4経営レベルで承認 ・社外有識者等の意見を踏まえた優先課題・案を取締役会で承認
優先課題(マテリアリティ)の図
優先課題(マテリアリティ)の図 画像拡大アイコン

豊かで持続可能な社会づくりと、循環型社会への移行

目指す姿

クリーンエネルギーを活用し、環境に配慮したエネルギー供給に貢献

SDGsアイコン6 安全な水とトイレを世界中に SDGsアイコン7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに SDGsアイコン13 気候変動に具体的な対策を SDGsアイコン14 海の豊かさを守ろう

主な取り組み

CO2排出削減、汚染防止、環境負荷物質削減、資源循環、資源効率の改善

地球環境への負荷「ゼロ」をめざしたCO2排出量の削減、循環型社会への移行への取り組み

クリーンエネルギー工場の拡充、生産工程からの排水の完全リサイクル化実現、太陽光発電など環境型社会に向けた複合的な取り組みを強化しています。

1.太陽光発電設備の導入

SDGsアイコン7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに SDGsアイコン13 気候変動に具体的な対策を

2拠点における1年間の発電量は、一般家庭だと約600世帯の一年分の電力使用量に相当します。

本社・港南工場
本社・港南工場の写真
幸田工場
幸田工場の写真

2.環境影響(排水)の最小化

SDGsアイコン6 安全な水とトイレを世界中に SDGsアイコン13 海の豊かさを守ろう

リサイクル設備導入によって工場排水の放流ゼロ化を実現し、地域への排水影響の最小化を図ります。

※RO膜とは?

水より小さな分子だけが通過できるきめ細かなフィルター(RO膜)によって多くの不純物を取り除くことができます。

工場排水の再利用例(ビオトープ)
建物の横にある植物の写真

多様な人材が生き生きと安心して働ける職場環境づくり

目指す姿

サプライチェーン全体を視野に入れ、多様な人材が生き生きと安心して働ける職場環境の確保を目指した取り組みの推進

SDGsアイコン3 すべての人に健康と福祉を SDGsアイコン8 働きがいも経済成長も

主な取り組み

労働安全衛生、健康、人権保護、多様性の促進

重大災害・休業災害の撲滅を目指した高レベルな安全の実現と働き甲斐のある職場環境に向けての取り組み

働き方改革、ワークライフバランス

SDGsアイコン3 すべての人に健康と福祉を SDGsアイコン8 働きがいも経済成長も

ITツールの導入や在宅勤務、フレックスタイム制など柔軟な働き方を可能とする制度を整備し、多様な従業員一人ひとりにとってより働きやすく、働きがいのある職場環境の実現に努めています。

パソコンを使ってオンラインでやりとりをする写真

その他のアイシングループのサステナビリティに対する考え方と取り組みについては株式会社アイシンのホームページにてご紹介しています。

サステナビリティ(株式会社アイシンHPへ)